
その物件選びちょっと待った!
私が物件選びで失敗した話するから聞いていってください。
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大学で一人暮らしを始める際に、初めて物件探しをした時の話。
知識のない私は呆気なく不動産会社に乗せられて、気づいたら二択を迫られていた。
二択は以下だった。
- 駅から5分で家賃50,000円
- 駅から10分で家賃72,000円
散々迷った挙句、結局は安さに惹かれて家賃50,000円の物件にした。
そうして私の地獄の一人暮らしが始まったのだった。
引っ越す前に感じた魅力
当時の私は、都会で育ったこともあり渋い家に憧れていた。
そこで目をつけたのが、この物件だった。
- 家賃50,000円
- 駅から徒歩5分
- 戸建
- 2DK
- バストイレ別
- リフォームしたばかり
今の私には地雷物件にか見えないが、当時の私には非常に魅力的に見えたのだ。
ぱっと見はよく見えるが、実際住んでみるととんでもない物件だった。
ヤバすぎる物件
今考えてもこれを超える物件は、今後住むことがないだろう。
違和感は引っ越した日から感じた。
①いろんなの音が聞こえる
よく聞こえた音は3種類。
- 電車の音
- 隣の大家の家の生活音
- 道ゆく人の声
電車の音
想像以上に電車の音が大きかった。
線路が近いのは契約前から知っていたし我慢するしかなかった。
掃き出し口には防音用のシャッターが付いていたので安心していた。
不動産屋の言うことを過信し過ぎたのもある。
内見に来た時は昼間だったし、音は夜の方が響くことも忘れていた。
というか、
家がそもそも木造の戸建というのは名ばかりのお粗末な小屋だった。
電車の音を遮断できる訳はなく、私は電車の音と生活することになった。
終電は1時を越えるので、本当に地獄だった。
隣の大家の家の生活音
隣の大家の家との距離は30センチほどだった。
どうやら台所の様で、叔母さんが料理をする音が聞こえてきた。
人の生活音があれほど不快だとは思わなかった。
(小屋を堂々と人様に貸している図々しさにも腹が立っていたのだろうと思われる)
まあ借りたのは自分だし、自業自得なんですけどね笑
道ゆく人の声
これは本当にびっくりした。
小屋の壁はとんでも無く薄い。
玄関は小さな路地に面していたのだが、そこを通る人の話し声がはっきり聞こえる。
内容もしっかり聞き取れるほど聞こえるのだ、さながらスパイにでもなった気分だった。
バイクなんかが通る時には飛び起きたものだ。
②風で揺れる
小屋は雨漏りはしないものの、風に非常に弱かった。
突風が吹くと揺れる。
ミシミシっていう音も鳴る。
家が風で揺れるなんて、誰が想像できるだろうか。
地震と勘違いしてなんども調べたが、地震はどこにも置きていなかった。
ある時、地震が起きた。
家のミシミシと響き渡る音に本気で震えた。
流石に、ここに住み続けるのはやばいと思った。
そして、引っ越しを決意した。
③カビ臭い
雨が降るとどうもカビ臭がした。
梅雨の時期はもう絶望していた。
消臭剤を置きまくって、なんとか凌いでいた。
待機の時に気になって、調べたら押入れの床が見事にカビていて震えたのを覚えている。
④たくさんの虫が湧く
たくさんの虫が湧いた。
- ゴキブリ
- 蟻
- ナメクジ
蟻
田舎ではあるあるなのだろうかも知れないが、私には衝撃だった。
飴を机の上に出しっ放しにしていたところ、次の日起きると真っ黒になっていた。
どこからでもやって来るのだと感心した反面、吐きそうにもなった。
ナメクジ
梅雨の時期はナメクジがよく出た。
出現ポイントは、台所と風呂場。
一体でも無理だったのだが、だんだんと増えていき気づいたら、10体ぐらい居たこともあった。
今思い返すと、どうして生活できていたのだろうか。
人間の慣れとは凄いものだ
⑤猫が庭にいる
隣の大家が野良猫を餌付けしていたせいで、よく猫がいた。
私は猫が好きなので、平気だったが無神経な人もいるのだと思った。
最後に
今思い返すだけで、鳥肌が立ってきた。
よくこんなところに住んでいたと褒めてあげたい。
というか、感覚がバグっていたのだと思う。
まあ、何が言いたいかというと物件選びは慎重にして欲しいということだ。
間違っても、小屋(木造の戸建)には住まない様に!