本サイト・記事は「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」をもとに作成しております。

費用負担の発生するかしないか

費用負担あり
借主の行為が原因
※故意・過失・事故に関わらない
わざとかどうかには関係なく、借主が汚したり、キズをつけた場合、補修費用は借主が負担すべきとされている
費用負担なし

劣化・自然災害等のやむを得ない事情が原因
※漏水など

通常に使用している場合や災害等のやむを得ない事情で汚れたり、キズがついた場合、補修費用は借主が負担する必要はないとされている

フロアタイルに汚れがあった場合の退去時の費用負担 

自然劣化(日焼け等)

■費用負担
費用負担の可能性は非常に低い
■理由
フロアタイルは自然に劣化するものです。
賃借人が通常の住まい方、使い方としていても発生するものについては、賃貸借契約期間中の賃料でカバーされてきたはずのものであり、賃借人は修繕等をする義務を負わないと考えられる。
■騙されないポイント
通常の使用にしている中で特に汚れがない場合に費用負担はない。
■不動産会社に騙されずに費用を抑える金言
「自然劣化及び通常損耗のみですのでフロアタイルについては費用負担なしとなりますよね。」

何かしら着色(原因特定の有無を問わない)

■費用負担
発生する可能性が非常に高い
■理由
入居者の何かしらの行為(故意・過失に関係なく)によって汚れをつけた場合は、通常の使用による汚損を超えるものと判断される場合が多いと考えられる。
■騙されないポイント
1.清掃で落とす
2.清掃で落ちなかった場合は部分張替えでの請求とさせる。
3.汚れの範囲が広く全体張替えが必要な場合については減価償却(6年)が考慮される。
減価償却については以下の記事をお読みください
■不動産会社に騙されずに費用を抑える金言
「フロアタイルの毀損部分については原則㎡単位での費用請求となっていますが、今回の補修範囲は何㎡で単価はいくらでしょうか。」

色落ち(日照、建物構造欠陥による雨漏りなどで発生したもの)

■費用負担
費用負担の可能性は非常に低い
■理由
通常の生活で避けられないものであり、また、構造上の欠陥は、賃借人には責任はないと考えられる。(賃借人が通知を怠った場合を除く)
■騙されないポイント
通常の使用にしている中で特に汚れがない場合に費用負担はない。
■不動産会社に騙されずに費用を抑える金言
「自然劣化及び通常損耗のみですのでフロアタイルについては費用負担なしとなりますよね。」

色落ち(賃借人の不注意で雨が吹き込んだ等のもの)

■費用負担
発生する可能性が高い
■理由
入居者の何かしらの行為(故意・過失に関係なく)によって著しく色落ちしている場合は、通常の使用を超えるものと判断される場合が多いと考えられる。
■騙されないポイント
.部分張替えでの請求とさせる。
2.汚れの範囲が広く全体張替えが必要な場合については減価償却(6年)が考慮される
■不動産会社に騙されずに費用を抑える金言
「フロアタイルの毀損部分については原則㎡単位での費用請求となっていますが、今回の補修範囲は何㎡で単価はいくらでしょうか。