本サイト・記事は「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」をもとに作成しております。

費用負担の発生するかしないか

費用負担あり
借主の行為が原因
※故意・過失・事故に関わらない
わざとかどうかには関係なく、借主が汚したり、キズをつけた場合、補修費用は借主が負担すべきとされている
費用負担なし

劣化・自然災害等のやむを得ない事情が原因
※漏水など

通常に使用している場合や災害等のやむを得ない事情で汚れたり、キズがついた場合、補修費用は借主が負担する必要はないとされている

クッションフロアの汚れがあった場合の退去時の費用負担 

1自然劣化・通常使用の中でついたもの

■事例
・日焼け
・自然の黄ばみ
■費用負担
費用負担の可能性は非常に低い
■理由
壁紙・クロスは自然に劣化して、少しずつ黄ばんでゆくものです。
賃借人が通常の住まい方、使い方としていても発生するものについては、賃貸借契約期間中の賃料でカバーされてきたはずのものであり、賃借人は修繕等をする義務を負わないと考えられる。
■騙されないポイント
通常の使用にしている中で特に汚れがない場合に費用負担はない。
■不動産会社に騙されずに費用を抑える金言
「自然劣化及び通常損耗のみですのでクッションフロアの貼り替え費用については費用負担なしとなりますよね。」

何かしら着色(原因特定の有無を問わない)

■事例
・落書き
・コスメ
・ものの色移り
■費用負担
発生する可能性が非常に高い
■理由
入居者の何かしらの行為(故意・過失に関係なく)によって汚れをつけた場合は、通常の使用による汚損を超えるものと判断される場合が多いと考えられる。
■騙されないポイント
クッションフロアは減価償却は考慮される。
不動産会社はクッションフロアに汚れを見つけた場合、基本的に貼り替えを行って費用請求を行います。
退去前に清掃で落とせるものは落としましょう。
減価償却については以下の記事をお読みください
■不動産会社に騙されずに費用を抑える金言
「クッションフロア材の減価償却は考慮されるべきですが、請求費用については減価償却考慮後の金額で良いですよね。」

喫煙によるヤニ汚れ

■費用負担
発生する可能性が非常に高い
■理由
喫煙等によりクッションフロア等がヤニで変色したり匂いが付着している場合は、通常の使用による汚損を超えるものと判断される場合が多いと考えられる。また、賃貸物件での喫煙等が禁じられている場合は用法違反に該当するので注意が必要です。
■騙されないポイント
たばこのヤニによる黄ばみがあっても減価償却は考慮される。
不動産会社から「タバコによる黄ばみによるクッションフロアの貼り換え費用は全額負担となります」との主張されたとの相談がよくありますが、不動産会社独自にされたルールですので無視して結構です。
減価償却については以下の記事をお読みください
■不動産会社に騙されずに費用を抑える金言
「タバコのヤニ汚れの場合でもクッションフロア材の減価償却は考慮されるべきですが、請求費用については減価償却考慮後の金額で良いですよね。」